みなさん、こんにちは。
朝晩の冷え込みは
日に日に季節を冬に誘う今日この頃。
路行く人の装いからも、季節の移り変わりが感じられます。。。
(キレイなスタートが決まりました)
一方、私めなどは、飲みたいワインの移り変わりから
季節に気づくのですけどね。「そろそろ冬が近づいたか」と(笑)
そんな時期、収穫を迎えた国産ワインの産地から、
デラウェアを中心に新酒の入荷が始まりました。
今回その中から、特におすすめしたい数本をピックアップしました。
まずはコレです。
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(山梨・丸藤葡萄酒)
ルバイヤート 新酒 デラウェア
(720ml)
…1,260円
産地…山梨県・甲州市
品種…デラゥエア100%
味わい…やや甘口 |
果実をほおばったようなみずみずしい味わいが魅力的なデラの新酒
品質が高い原料ならではの厚みを感じさせる上質な1本。
このワインを醸す丸藤葡萄酒は1890年創業の由緒あるワイナリー。
3代目大村春夫社長を中心にヨーロッパ系品種の栽培にも
積極的に取り組み、その品質が高く評価されています。
大村氏はワイン業界人であれば知らぬものが居ない有名人。
その見た目(宮○駿監督に似ています・・・)ではなく
そのワインに対する愛情がとにかくあふれ出る人格者です。
数年前、私が始めてワイナリーを訪ねた際、
丁度収穫の真っ只中でした。
甲州の選果(運ばれてきた葡萄の選別)を
スタッフ任せにせず、自ら先頭で行う多忙な状態です。
...本来訪問は1時間の予定でした(下手するともっと短くなるかなぁ、とも)。
と こ ろ が、こちらのワインに対する話を嫌な顔1つせず聞いていただき
当初予定の3本比較試飲が、4本、5本、6本、7本・・・・・・
・・・・・・どんどん、空けられていきました・・・・・・
最終的に20本以上のワインをテイスティングさせていただき、
ワイナリーを後にした時には、すでに星空の下でした。
その懐の深さが、ワインづくりに最も重要なコンテンツなのかもしれません。
大村氏のワイナリーは国産ワイン好きであれば、是非一度訪ねる価値があります。
オススメですよ。
もう2本、山梨からデラの新酒の紹介です。

(山梨・ルミエール)
フレール 2013 デラウェア(750ml)
…1,365円
(山梨・奥野田葡萄酒)
奥野田ドルチェ「このゆびとまれ」2013(720ml)
…1,470円
産地…山梨県・甲州市
品種…デラウェア100%
味わい…やや甘口(フレール)/
甘口(奥野田ドルチェ)
こちらの2本はまるひろ川越店初登場です!!
ルミエールは国産ワイン愛好家であれば知らぬものがいない名門ですが、
どちらかというとトラッドなワインを作ってきました。
しかしながらここ数年その味わいが良い方向で激変。
若き栽培責任者による畑からの徹底改良により、
葡萄の味わいが増し、それがワインに反映されてきています。
このデラは醸造用に栽培した種有デラウェアで造った爽やかなやや甘口のワイン。
スッキリとした酸味と優しい甘みのバランスが良い爽やかな味わいです。
そしてもう1本は、先日のブログ⇒GO
で紹介させていただいた奥野田葡萄酒の新酒です。
ドルチェ(甘口)と銘打つデラウェアの甘美な甘みを前面に押し出した
エキゾチックなスタイル。
エキゾチックと言えばの、生春巻きと
合わせたくなるような複雑味のある味わいです。
今回ご紹介した3本は、いずれもデラウェアでありながら、
従来のお土産用のようなペラペラした甘さは全く無く、
葡萄本来の凝縮感のある果実味の中に上手く甘さが溶け込んでいます。
「デラ?ビギナー向けだよね」なぁんて、言わずに
数々のワインを経験してきたワインラヴァーの方だからこそ
デラウェアのニューウェーブをしっかりととらえていただけるハズです。
「デラ?ワインで1番好きだぜ」
そうこれが、1周まわって既に、風格すらにじみでる大人のかっこ良さです。
是非、本年度の国産葡萄の出来栄えを確かめる為、
デラウェアの新酒をお試しいただき、
そして11月3日の甲州、ベリーAの解禁へ期待と一緒にカウントダウンです!
次週は、今年は台風もあり、心配しました。
やっと、やっと・・入荷しました。
1升瓶でお馴染みの。。。そう、あのワインを紹介いたします。
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