みなさんこんにちは、
寒い日々が続きますが、風邪など引いていないですか?
私達が住む埼玉県は、雪は殆ど降りませんが、
内陸性の気候であるがゆえに、特に朝晩の冷え込みはとても厳しいです。
そのような寒さ厳しい毎日ですが、
この時期は春物中心の「試飲会」シーズンでもあります。
私Kも、試飲(もちろん仕事です^^)を重ねつつ、
春先から皆様にご紹介するワインを色々と買い付けておりますので、
このブログで随時ご紹介させていただきます♪
前振りが長くなりましたが、現在日本のワインのクオリティが
非常に上がっていることは、これまでブログでもお伝えした通りです。
既存の名産地である山梨、長野、山形などはもちろん、
このムーヴメントは日本中に波及し、
その土地の気候風土を活かしたテロワールを感じさせる
ワインが生まれております。
又、既存のメーカーだけでなく、
異業種から参入する若きヴィニュロン(醸造家の事です)も増えており、
それぞれが情熱を持ったワイン造りをすることで、
いまや日本のワインは空前の盛り上がりを見せているといって良いでしょう。
今週はそのような新たな流れから、
新潟で愚直にワインに向き合う
ヴィニュロンの作品をご紹介いたします。
こちらです。

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(新潟)
フェルミエ カベルネ・ソーヴィニヨン
(750ml)
…3,570円
品種…カベルネ・ソーヴィニヨン 100%
産地…新潟県内
味わい…ミディアムボディ |
「フェルミエ」・・・フランス語で「農場で出来た」の意味。
オーナーの本田孝氏は筑波大学卒業後、都内の大手証券会社に勤務。
ワインに魅せられ、奥様と共にワイナリーに転進した、異色の経歴の持ち主です。
「新潟=雪国」のイメージを持たれる方も多いと思いますが、
このワイナリーがある越前浜は日本海を至近に臨む、水はけの良い土壌で、
風通しが良く、雪が少ない、ワインには理想的な環境で、
近隣ではフェルミエを始め、本田夫妻がワイン造りを学んだ
カーヴ・ドッチワイナリーなど複数のワイナリーが稼動しています。
夏場にワイナリーに伺うと、海沿いの丘陵に一面に広がる葡萄畑は
まるでカリフォルニアのナパ・ヴァレーにいる錯覚におそわれる素晴らしい光景。
日本にもこんな光景があるんだ・・・
と感動すら覚えます。
私Kのフェルミエとの出会いは2005年頃。
カーヴ・ドッチワイナリーにお伺いした時、
隣に建設中のワイナリーを見たことからでした。
そして、プライヴェートで飲む機会があり、
その品質に驚き、それから数年、念願かなって初取扱いです!
このカベルネ・ソーヴィニヨンは年間生産量が約200ケースの貴重品。
樽熟成によるバニラの印象と、温かみのある酸、柔らかい口あたりは、
長期熟成も可能な1本です。
「赤ワインの渋味はちょっと苦手・・」
という方には、こちらを是非。

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(新潟)
フェルミエ ロゼ
(750ml)
…2,520円
品種…カベルネ・ソーヴィニヨン100%
産地…新潟県内
味わい…やや辛口 |
甘口イメージのロゼをとは一線を画す、セミドライタイプのロゼワインです。
チェリー、ベリー系の甘い香りを持ちながらも
フレッシュな酸が味わいをしっかりと締めて後味につながる、
フランスのタヴェルロゼのようなジューシー型のロゼワインです。
ちなみにフェルミエのワインラインナップは全ておすすめですが、
その中でも一押しがこのロゼ。
他の日本のワイナリーでは味わえない
フェルミエならではの味わいが楽しめます。
現在、川越店ワインコーナーでは
フェルミエのワインを常時4〜5種類取り扱っております。
又、上尾、入間、南浦和、坂戸の各店でも数種類の取扱いがございますので、
今後随時ご紹介させて頂きます。
次週はイタリアワインの新着を中心に
ご紹介いたします。
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