新年あけましておめでとうございます。
本年度も丸広百貨店
並びに、まるひろワインブログを
何卒よろしくお願いいたします<(_ _)>

さて、お正月気分も
そろそろ抜けてきた頃かと存じますが、
今週末から新年会というワインラヴァーも多いことでしょう。

今週はまず、新年会パーティに是非
おすすめのこちらの1本からご紹介いたします。

（フランス）クレマン・クリュール　クレマン・ダルザス　ブリュット
キュヴェ“マネキネコ”ゴールド（７５０ｍｌ）
…３,４５６円
産　地　フランス・アルザス地方
品　種　ピノ・ブラン６０％　オーセロワ４０％
味わい　辛口

マネキネコ・・そう
招き猫です。
フランス・アルザス地方
カッツェンタール（猫渓谷）に
拠を構え、ビオディナミで
風味豊かなワインを生み出す作り手
クレマン・クリュールによる
辛口の泡。

彼の手がけるラベルには、この地域を
アピールするために“猫”が多く用いられており、
この“マネキネコ”は、彼の弟が仕事の関係で
日本に滞在しており、そこに彼が訪問した際に
土産物屋で偶然見かけた左手を挙げる招き猫と出会い、
「人を招く」という話が大変気に入って購入したことから、
それをアレンジして生まれたボトル。

実は普段黒猫ボトルで
リリースされておりますが、
新年のお祝いの席にふさわしく
キラキラのゴールドラベルに!(^^)!.

中身の味わいも
ラベルに負けない本格派。

単一品種醸造主体の
現在のアルザスにおいて、
昔より伝統的に行われていた
複数品種のブレンドにこだわりをもって
醸されるこのクレマンは
ピノ・ブラン６割とアルザスの伝統品種
オーセロワ４割のブレンド。

果実の風味を生かし、
ミネラルを表現する為に
ドサージュの量を
ごく少量にしています。

新年の乾杯の席に
是非いかがでしょうか？

そして来週月曜日
１１日は成人の日。
これから二十歳を迎える
ヤングワインラヴァー達の多くは
１９９６年生まれ・・
昨年も同じことを言いましたが、
ラッキーです。

１９９６年は１９９５年と並ぶ
良作年。２０年経った現在でも
まだまだ元気なワインを楽しむことが出来ます♪

毎年まるひろ川越店ワインコーナーでは
新成人の皆様へのプレゼントにおすすめの
２０年熟成ヴィンテージを
ご案内しているのですが
本年はこちらの２本を
ご紹介いたします。

（フランス）ルーデュモン　レア・セレクション
シャンボル・ミュジニー １９９６（７５０ｍｌ）
…６,９１２円
産　地　ブルゴーニュ　ＡＣシャンボル・ミュジニー
品　種　ピノ・ノワール１００％
味わい　ミディアムボディ

（フランス）クルティエ・セレクション
ブルゴーニュ　ルージュ １９９６（７５０ｍｌ）
…２,８０８円
産　地　ブルゴーニュ　ＡＣブルゴーニュ
品　種　ピノ・ノワール１００％
味わい　ミディアムボディ

今回ご紹介するのはいずれも
ブルゴーニュの古酒。

先にご紹介する
シャンボル・ミュジニーは
ブルゴーニュ、ジュヴレシャンベルタンにて
活躍する日本人醸造家　ルーデュモンの
“仲田晃司”氏が
地域のコネクションの中で出会った古酒を
品質を確認した上でリリースした１本。

いわゆる瓶買いの古酒セレクションの為、
通常のルーデュモンのラインは異なる
「レア　セレクション」というシリーズで
リリースしています。

もう１本のクルティエ・セレクションは
ブルゴーニュ全域で活躍するクルティエ（ワインの仲買人）の中でも、
特に腕利きのクルティエがセレクトした
同じく瓶買いの古酒です。

ブルゴーニュ全域には規模や
相続、販売時期の関係により
各ドメーヌに多くの古酒が存在しており、
そういった古酒を一括で買い取る為
今回ご紹介する２本のワインは
ブルゴーニュの古酒にしては
非常に手ごろな価格となっております。

但し、手ごろな価格で販売する為
元の生産者名を明かさないのが
瓶買いのルールとなっており、
ワインラヴァーとしては、あれこれ想像しながら
こういった１本を楽しむのも
粋だと思います。

今回ご紹介のブルゴーニュは
いずれもコクのタイプではなく
古酒ならではの紅茶、干し葡萄、枯葉など
複雑な香味を持ち、特に
シャンボル・ミュジニーは長い余韻を
楽しむことが出来ます。

そして、古酒は空気と触れる事で
どんどんその表情を変えてゆきます。
お召し上がりになる際は大振りなグラスに注ぐと、
ワインが空気に触れる面積が増える為、
味わいの変化をはっきりと感じることができますので
是非お試しください。

今週はこのあたりとさせていただきます。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今年も、毎週張り切ってまいりますので
是非水曜日はこのブログにお立ち寄りください＾＾