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まるひろ川越店 Wine Blog
「郷愁」
2014年4月23日(水)

みなさんこんにちは。今週もワイン愛好家の水曜日の嗜み
「まるひろワインブログ」に御訪問いただき、ありがとうございます。

さて、いよいよGWも近づき、
私どもがお店を構えます川越近辺は、
若葉が目立ってきました。

今年の連休はどこに行こうか・・・
皆さま色々とご計画されているかと思われますが、
例えば、
「友人や家族とバーベキューやキャンプに行く!」
言い換えますと、
「肉とアウトドア」な方も多いのではないでしょうか?
ちょっと強引でしたかね ^^;

今回はそんな野外での「肉祭り」(ここまで来ると既に別ものに思えますね)に
是非お供していただきたいワインをご用意いたしました。
それが、こちらです。

(チリ)
ビスケルト ラ・ホヤ 
グラン・レゼルヴァ シラー
(750ml)
【特別価格】1,480

産地…コルチャグア・ヴァレー
品種…シラー 100%
味わい…フルボディ

ジューシーな甘いジャムの印象とほのかなスパイシーさ。
樽熟成によるバニラ系の甘い香味をもつフルボディシラー。
シンプルなステーキ等と抜群の相性を見せます。

突然ですが、
赤ワイン愛好家(年収一般的/30代/男性)の嗜好変化を“すごろく”に例えると・・・

【スタート】
(1)ボルドーを飲み渋さに辟易する(笑)
 ↓
(2)濃い、甘い系のチリ赤にはまる
 ↓
(3)少し予算を足してカリフォルニア・トスカーナにはまる
 ↓
(4)渋味に慣れ始めボルドーに回帰。
テロワールに目覚め、区画を覚え始める。
 ↓
(5)①ブルゴーニュにはまる or ②ボルドーを深堀する【上がり】

と、こんな感じです(ゴメンナサイ。かなりおおまかです。)

そして、この4とか5の人たちと私Kがワイン談議をしていますと
だいたい
(4)やっぱりボルドーの繊細さは何にも代えがたいよね〜
(5)そうそう!
(私K)でも、たまにはチリも良くない?
(4)えーっ?洗練された渋味、チリワインではまず出せないよねぇ。
(5)うん。チリにはテロワールを感じないよね。
(私K) ・・・
となるわけで、
ここで「チリワイン好きだわ〜」なんて公言すると
「初心者ですね」と勘違いされる始末。

しかし、みんな本音では思っているはずです。
いや“思っています!”(断言)
「たまには濃いワインが飲みたい!!!」
と。
 
濃い・果実味凝縮で一世を風靡したチリワインも、
実はここ10年前くらいから
テロワール重視の流れの中、
あまり濃くない洗練された味わいが増えてきています。

世界中のワインを満遍なく飲んでいる私も、
実はチリ赤については仕事上の試飲がほとんどで
自宅にてボトルを開けることはあまりありません。

しかし、昔は、ときたま無性に欲することがあったのを覚えています。
特に学生時代に良く飲んだ当時のカルメンやカリテラ、エラスリスなど※
あの濃いチリワインが飲みたくなるんですね。
そう、例えるなら昔の友人を思い出すように(笑)
※ナツいよ(涙)私Sも思い出しました。ホントに飲んでたね〜(遠い目)
確かにナイスタイミングかも。

しかし、いざ探してみると、
ここ数年の傾向からか、
意外と無いのです、「1,500円前後のデイリーワインで濃いチリ赤」が(倒置法)。

そんな時、上述のシラーに出会ってしまいました。

このワインを作るビスケルト社は1978年創業の比較的新しいワイナリー。
チリの代表的ワイン生産地ラペル・ヴァレー地方にある
コルチャグア・ヴァレー地区で、数世代にわたって農業を営み、
チリでは数少ない、ぶどう栽培からボトリングまでを、一貫して行っています。

そしてこのグラン・レゼルヴァクラスは3月のリニューアル前まで
2,000円以上の価格で販売されていたのですが、
なんと消費税増税前後に値上げではなくて「値下げ」という驚愕の事実。

周りのワインが価格高騰の中、
もともと2,000円台で販売されていた
ことを差し引いても、納得の高品質です。

そしてこのビスケルト社は主に
デイリーワイン中心の展開を行っていたのですが、
現在は生産量を最盛期の10分の1以下に落とし、
畑も真の良質な区画以外はコンチャ・イ・トロなどの大手へ売却。
現在は全量自社畑から上質なワインを生み出しています。

また、下記のラ・ホヤシリーズも一挙に入荷しています。


(チリ)
ビスケルト ラ・ホヤ グラン・レゼルヴァ 各種
カベルネ・ソーヴィニヨン/ピノ・ノワール/シャルドネ/ヴィオニエ
(各750ml・1本)
【特別価格】1,480

シラーと同じく、
ジューシーな果実味とチョコのような甘い印象、複雑味が楽しめるカベルネ。

チリ屈指のピノ産地「レイダ・ヴァレー」産のピノ・ノワール。
(このピノかなり濃いです。ブルゴーニュに対する
アンチ・テーゼともいいましょうか!(^^)!)

チリ1のシャルドネ産地「カサブランカ・ヴァレー」産の
熟したパッションフルーツのような香味と
トースト、バタースコッチのようなリッチな味わいのシャルドネ。

そして、デリケートな為、産地を選ぶという特性において
ピノ・ノワールと双璧の高級品種「ヴィオニエ」も
その象徴とも言えるアプリコットやカリン、白い花の香りが広がる
ボリュームのある味わいを見せます。

いやー、参りました。私Kやっちゃいました。
久々に、この価格帯で掘り出し物のチリに出会いました。
これをKの自画自賛で終わりにするか、
「ホントだ!」と共感していただけるかは、あなた次第です。。。
そして先ずは、お試しください、と言うわけで、
試飲会をご用意いたしました。

【試飲会情報】
日時:4月26日(土)27日(日)2日間 各日11時〜19時迄
※担当者休憩の為、不在の場合がございます。予めご了承ください。
【試飲ワイン】
・ビスケルト「ラ・ホヤ」シリーズ各種
・スペインの高級カヴァ「ジュヴェ・カンブス」
をお試しいただけます。

今週はここまで。ありがとうございました。
次週は「シチリアの男ワイン」をご紹介させていただきます。

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3?歳・男/既婚
●趣味:ワイン。1年間で200本を愛飲。
●欲しいもの:自社ブドウ畑。
●もっと欲しいもの:語学力(フランス語、イタリア語)。
●やってみたいこと:まるひろ屋上でのブドウ栽培。
●ひと言:ワインについて語りたいことが沢山ありすぎて、でも直接話すとめんどくさがられるので、ここで思う存分語らせてください。
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