皆様こんにちは。
今週もまるひろワインブログを
ご覧くださり、ありがとうございます。
さて、いつのまにか季節は8月。
そう
8月といえば・・
もちろん「高校野球!」です。
夏の甲子園も本日6日が組み合わせ抽選で
9日から球児達の暑い夏が始まります!
そこで今週は、まるひろ屈指の高校野球ラヴァーとして
今大会の見所をお伝えしたいのですが、
ここは「ワインブログ」ですので、諦めます・・
(昨年もありましたね、この展開(^^ゞ)
それでは本題です。
みなさんは「イタリア・ピエモンテ」と聞いて
思い浮かぶワインはなんでしょうか?
おそらくワインラヴァーであれば
8割以上の方がバローロかバルバレスコ。
2割の方がマスカットの風味豊かなアスティ
といったところでしょうか。
今週はそんなピエモンテから
名脇役ともいうべきワインをご紹介いたします。
まずはこちら。

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(イタリア)
プルノット ロエロ アルネイス
(750ml)
…3,240円
産地…イタリア ピエモンテ州
品種…アルネイス100%
味わい…辛口 |
トスカーナの名門アンティノリが手掛ける老舗ブランド
「プルノット」のアルネイス100%の白ワイン。
アルネイスはピエモンテ・ロエロ地区に古くから伝わる
土着品種ですが、栽培が難しい為、それほどメジャーな存在では
ありませんでした。
しかし、近年栽培技術の進歩により
アルネイスを手掛ける造り手が増え、その結果
2004年にイタリアワイン等級の最上位DOCGに認定された
いまやこの地域を代表する高級品種です。
それは野球にたとえるなら20年以上出場が無かった
箕島高校や池田高校がひさしぶりに甲子園に帰ってきたような
・・
・・・
・・・・
・・・・・そう「古豪復活」というところでしょうか♪
プルノットのアルネイスはオレンジや
グレープフルーツの香りを持ち、やや高い酸が
ミネラルと調和する素晴らしい味わい。
ピエモンテでも国際品種であるシャルドネを
高級ワインとして手掛ける生産者が多いのですが、
このプルノットや、
ブルーノ・ジャコーザをはじめとする、
バローロ、バルバレスコの重鎮達も
このアルネイスには注力しています。
シャルドネとは異なる
イタリア北部の個性を生かした硬質な辛口を
是非ご賞味ください。
そして赤ワインからはこちら。

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(イタリア)
プルノット ドルチェット ダルバ
(750ml)
…3,024円
産地…イタリア ピエモンテ州
品種…ドルチェット100%
味わい…ミディアムボディ |
こちらも地場品種「ドルチェット」100%から造られる赤ワイン。
この品種はその名の通り(ドルチェ=甘い の意)
甘いベリー系の香りが印象的(甘口ではございません、念の為)。
渋味もピエモンテのワインにしてはめずらしく穏やかなので
冷やして飲んでも美味しいこの季節にまさにおすすめの1本です。
そしてプルノットのドルチェットは
ぶどうの瑞々しさを保つ為に
収穫後7日間のスキンコンタクトを実施し
樽を用いず、全量ステンレスタンクで
熟成されます。
甘み、渋味、酸のバランスが取れた
ドルチェットはピザやパスタなど
軽めのイタリアンと抜群の相性!
ラビオリ(パスタの間にひき肉や野菜を挟んだ料理 ⇒ これK大好き!)
と合わせても美味しいですね〜^^
来週はお盆に入り、普段会わないご親族の皆さまと
食卓を囲む機会もあるとおもいます。
そのような時、上記のような
「名脇役でありながらしっかりと主張がある」
ワインはその場をしっかりと演出します。
プルノットは私Kも大好きな造り手の一軒で
全体的に一口目の印象は弱いのですが、
グラス内でどんどん花開き、
穏やかな中に浮ぶ旨味を持ち、飲み飽きさせません。
先日、イタリアからアンティノリ社の副社長が来日した際
プルノットのワインを他のアンティノリの錚々たるフラッグシップ
「ティニャネッロ」や「グアド・アル・タッソ」と
比較試飲する機会があったのですが、
プルノットのバローロの長い長い余韻は、
グラン・ヴァンが多く居並ぶ中でも確たる個性を放っていました。
そのようなプルノットワインを体感いただきたく
今週末は上記ワインを中心とした
試飲会を実施いたします。
○とき・ところ 8月9日(土)10日(日)
11:00〜19:00迄
丸広川越店地階 ワインコーナー
担当者休憩の為、不在の場合がございます。あらかじめご了承ください。
○試飲ワイン プルノット ロエロアルネイス/ドルチェット ダルバ
他 2本3,240円コーナーおすすめワイン3〜4種
是非この機会にまるひろワインコーナーに
足を運んでいただき、上記ワインの素晴らしさを
お楽しみください。
今週はこのあたりで。
是非店頭で。失礼いたします。 |