ワインラヴァーの皆様こんにちは。
今週もまるひろワインブログに
お立ち寄りいただきありがとうございます。
1月も中旬に入り
暖冬だと言われておりましたが
朝晩はめっきりと寒くなってきましたね。
我が家でもここ数年出していなかった
“こたつ”を出したのですが、
気持ちよさのあまり、
ついついワインを飲みつつ
いつの間にか寝込んでしまうのが
玉にキズでもあります・・・
今週は、冷え込む夜の食卓でおすすめしたい
ワインを2本ご紹介いたします。
(イタリア)プロデュットーリ バルバレスコ ネッピオーロ ランゲ
(750ml)
…3,564円
産 地 イタリア・ピエモンテ州
品 種 ネッピオーロ 100%
味わい ミディアムフルボディ
イタリア北西部、ピエモンテ州で
全量ネッピオーロ種を用いて醸された赤ワイン。
作り手のプロデュットーリ・バルバレスコは
その名の通り協同組合ですが、
イタリアの権威あるワイン紙、
「ガンベロ・ロッソ」において、
最高評価である「トレ・ビッキエリ」を
幾度も獲得したこともある実力派ワイナリー。
同じくイタリアのワイン紙
「ヴィーニ・ディタリア」では
疑う余地のないヨーロッパでも最良の
生産者協同組合である、と激賞されています。
その理由は栽培面積における
生産本数の少なさ。
バルバレスコの全面積の2割弱
100ヘクタールを50人以上の組合員で
栽培していますが、ワインの年間生産量は
わずか15,000本前後。
そして価格でも
所謂“一流”と呼ばれる
バルバレスコの名生産者と同等、
時には上回る評価を得ていながらも、
半分未満という脅威のコストパフォーマンスを誇ります。
品質に妥協をしない、徹底した選別
そして、ワイン価格高騰の現在、
ワインラヴァーの懐を傷めない、
良心的な価格設定が
この生産者の名声の理由です。
このネッピオーロ・ランゲは
バスバレスコ各畑の樹齢が若い葡萄をブレンドした
「リトル・バルバレスコ」的存在の1本。
スミレ、バラを思わせる花のアロマ、
果実味が豊富でアルコール度は
バルバレスコに比べてやや低く
まろやかな余韻につながります。
ひよこ豆のトマトソース煮や
ラザニアなど、トマトベースのお料理と
ともに合わせて頂くと、お互いの旨みを更に引き立て
絶妙なマリアージュを見せます。
そして、寒い夜におすすめしたいワイン。
もう1本はこちらをご紹介します。
(スペイン)アレハンドロ・フェルナンデス ペスケラ クリアンサ
(750ml)
…3,980円
産 地 スペイン リベラ・デル・ドゥエロ
品 種 テンプラニーリョ
味わい フルボディ
スペインワインの革命家
アレハンドロ・フェルナンデスが手掛ける
世界的に評価される契機となった1本。
ベガ・シシリアを除くと、安ワイン産地で
あったリベラ・デル・ドウェロにおいて
凝縮感と果実味溢れるフルボディのワインを
地場品種であるテンプラニーリョから生み出しました。
その事がこの地域が一流のテロワールを持つ地域として、
現在様々な作り手が世界レベルの作品を生み出す先駆けと
なりました。
この“ティントペスケラ”は
世界で最も影響力のあるワイン評論家に
「スペインのペトリュスだ!」と絶賛された事もある
このワイナリーのスタンダード。
完熟したテンプラニーリョを
樽発酵アメリカンオークの新樽で
18ヶ月の長期に渡り熟成。
その後瓶熟成を6ヶ月以上行ってから
出荷されます。
バニラの印象とチョコ、コーヒーなど
密度のある甘い印象と凝縮感のある
濃い果実味、余韻は柔らかく、後口にも
ほのかに甘い印象を残すボリューム十分な1本。
寒い夜にフルボディの赤ワインを
楽しみたいワインラヴァーには
自信を持っておすすめできます♪
又、濃いながらも
タンニンの柔らかさから
とても飲みやすいタイプですので
プレゼントにもぴったり。
来月のバレンタイン、ワイン好きな
彼やご家族へのプレゼントにも
ご検討ください。
では今週はこのあたりとさせていただきます。
寒い日が続いております。体調など崩さぬよう
お体ご自愛くださいませ。 |