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ワインラヴァーのみなさま
今週もまるひろワインブログに
お立ち寄り頂き、
ありがとうございます。

さて、先週はシルバーウィークでしたが
皆様はこの連休中。行楽には
出かけられましたか？

わたくしは以前より
仕事と趣味を兼ねて休日に
ワイナリーを訪問する事が多いのですが
特に身近な名産地山梨に行く機会は
多く、先日も数件のワイナリーを
訪問してきました♪

圏央道が開通以来、それまで
都内から中央道周りでないと
行けなかったのですが、今や
川越から二時間足らずで着いてしまう
至便さもあり、ついつい足しげく
通ってしまいます(^.^)

さて、今週はその山梨県から
こちらのワインをご紹介
させていただきます。

（山梨）サドヤ　シャトーブリヤン　ミュール　赤　サドヤ農場
（７５０ｍｌ）
…２,７００円

産　地　山梨県・甲府市
品　種　カベルネ・ソーヴィニヨン　１００％
味わい　ミディアムボディ

甲府駅から徒歩５分、白亜の瀟洒なワイナリーが
目を引くサドヤの代表作シャトーブリヤンのセカンド的
存在がこちらのワイン。

甲府善光寺の裏手に位置する自社畑
サドヤ農場にて収穫された
カベルネ・ソーヴィニヨン１００％で仕込まれる
こちらのワイン。
「甲府でカベルネ」と驚かれるかも
知れませんが、サドヤのカベルネへの取り組みは
何と戦前から続く長い歴史を誇ります。

１９１７年（大正６年）に
創業。当時から戦後昭和４０年代に
至るまで当時のワインといえば
所謂「葡萄酒」感覚の甘口の味わいが
全盛であった中、
食事に合うワインを目指し
ひたすら本場ヨーロッパ品種による
辛口の味わいを手掛けてきたサドヤ。

当時の市場では販売することも
難しい中でも外国人宿泊客の多い
都心部のホテルや宮内庁への
納入を通じて名声を博してきました。

こちらのミュールは前述の通り
セカンド的存在ながら、熟成の一部に
贅沢に新樽を使用。

樽熟成によるバニラの印象とふくよかなコク、
熟成からくる穏やかな香木の風味と
しなやかな後口は
とてもセカンドとは思えない
高い完成度を誇ります。

パワフルさや重厚感も
カベルネの魅力ではありますが、
こちらのワインは良い意味での
“落ち着き”を感じる仕上がり。
秋冬の食中酒としておすすめです。

またサドヤでは、カベルネとならぶ
ボルドーの看板品種セミヨンより、
こちらのワインを生み出しています。

（山梨）サドヤ　シャトーブリヤン　ミュール　白　サドヤ農場
（７５０ｍｌ）
…２,７００円

産　地　山梨県・甲府市
品　種　セミヨン　１００％
味わい　辛　口

こちらも全量自社畑である
サドヤ農場産セミヨンを用いた１本。

樽熟成、瓶貯蔵を行い
飲み頃を迎えてから出荷。

熟れた柑橘系の香味とボディを持ち
牡蠣グラタンやクリームソースのパスタ
と抜群の相性を見せるコクのある辛口に
仕上がっています。

山梨というと
どうしても近年人気の甲州や
ベリーＡに注目が集まりがちですが、
実はヨーロッパ系品種の栽培においても
今回ご紹介したサドヤを始め
素晴らしいワインを生み出すワイナリーが
複数存在します。

特にこのサドヤの自社畑である
サドヤ農場は昭和１１年に葡萄が
植えられてから８０年に渡る歴史を持ち、
高い樹齢の古木（ヴィエーニュ・ヴィーニュ）
の比率は全国でも屈指。

また山頂より切り開いた
傾斜地に畑を有する為
水はけの面でも優位と
素晴らしいテロワールを誇ります。

ワイナリーにいった際
畑を見る機会があれば、
こういった観点に着目するのも
おすすめです。

まるひろ川越店では
今回ご紹介した２本以外にも
フラッグシップの「シャトーブリヤン」も
定番として取扱いがございます。
是非一度お試しくださいませ。

今週はこのあたりとさせていただきます。
最後までお付き合いいただき
ありがとうございました。

【予告】次週はいよいよ
毎年のお楽しみ「あの１升瓶」が入荷します。
ご期待ください♪