ワインラヴァーのみなさま
毎日楽しいワインライフ♪
今週もまるひろワインブログに
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
さて、今週はワインコーナーより
秋の食材を引き立てる
こちらの品種にスポットを当てて
ご紹介いたします。

(オーストラリア)グラント・バージ GB56シラーズ
(750ml) 均一コーナー特別価格
…1,080円
産 地 オーストラリア・バロッサヴァレー主体(一部他産地使用)
品 種 シラーズ100%
味わい ミディアムボディ
秋の夜長のお供といえば
シラーズを用いたワインがおすすめ。
甘くジューシーなジャム系の果実香と
程よいハーブのような印象が
味わいに複雑味を与えます。
また、この「ハーブ」の香りをキーとして
サンマの香草焼きや
グリルしたサーモンなど
秋の味覚ともベストマッチです。
このワインをつくるグラント・バージは
1855年よりバロッサにて
ワインつくりを続ける一家に生まれた夫妻が始めた
1988年創業の比較的歴史が浅いワイナリーです。
オーストラリア屈指の名醸地である
バロッサ・ヴァレーにて
積極的に新しい技術を取り入れることで、
伝統に最良の醸造法を加えた
コスパに優れたワインを生み出しています。
ワインの名前GB56とは
醸造タンクのロットナンバーのこと。
ステンレスタンクで発酵させた後
2〜4年使用の古樽で熟成を行い、
果実味主体の味わいに仕上げています。
オージーシラーズといえば、
かつては、前述した「ジャム」のニュアンスが主体の
過熟感のあるボリューミーなタイプが多かったのですが、
現在の世界のトレンドであるエレガンスを意識した
北ローヌスタイル、所謂「ハーブ」の香りをもったタイプが
増えており、このGB56シラーズも手ごろな価格ながら
とてもバランスの取れたワインです。
1本1,080円と抜群の高コスパは
数本ストックしていただき、
秋のワインとして是非常備してみてください♪
とは言え。
最近、日の目を見ることの少ない
ジャム系シラーですが、
サーロインステーキやカルビ焼肉など
ボリューム系肉料理には抜群の相性。
せっかくの機会ですので、
潔いまでのジャム系シラーといえる
こちらの1本もご紹介いたします。

(オーストラリア)デフ・ガラー 2012
(750ml)
… 2,808円
産 地 オーストラリア マクラーレンヴェイル
品 種 シラーズ100%
味わい フルボディ
このワインとにかく「濃い」んです。
そしてとことん甘く、突き抜ける果実香。
口当たりはシラーというより
メルローを思わせるような、しなやかさを持ち
その後口中に爆発的な果実の香味が広がります。
アルコール度も14°以上と、とにかくパワフル!
しかしながら強烈な果実味がある為、
意外とスイスイ飲めてしまいます。
このワインを手掛ける
オーストラリア・ドメーヌ・ワインズは
徹底した消費者リサーチにより
消費者の趣味・嗜好・そして本音を
反映させたワインをリリースしています。
もうここまで来ると
潔さを通り越し、清々しい気持ちになるような
分かりやすいワイン(^.^)
ワインスノッブになると
このようなワインは敬遠しがちですが、
逆にわかりやすい分、
3,000円以下でフルボディのワインを飲みたい
シチュエーションでは外れが無いと断言できる1本です。
今回ご紹介した2本だけでも分かる通り
現在オージーシラーズはただ「甘い」という
括りで捉えることが出来ない
様々なスタイルを生み出しています。
今後は、そういったワインを
産地別にご紹介させていただければと存じます。
それでは
今週はこのあたりとさせていただきます。
最後までお付き合いいただき
ありがとうございました。 |