皆さまこんにちは。
今週もまるひろワインブログにお立ち寄りいただき
本当にありがとうございます。
それにしてもだんだんと秋らしくなってきましたね。
朝夕の気温の変化で、季節の移り変わりを感じる日々ですが、
そんな中、先週予告させていただきましたあのワインが
本年も入荷いたしましたので早速ご紹介いたします。
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(長野)
シャトーメルシャン
マリコヴィンヤード
ソーヴィニヨン・ブラン
(750ml)
…3,169円
産地…長野県・上田市
品種…ソーヴィニヨンブラン
味わい…辛口 |
名作「桔梗が原メルロー」や「北信シャルドネ」をリリースするメルシャンが、
国産ワイン最高のテロワールを求め、探し当てた地が
上田市丸子地区にある、この「マリコヴィンヤード」です。
「マリコ」という名前は、
6世紀後半にこの一帯が欽明天皇の皇子
「椀子(まりこ)皇子」の領地であったという伝説に由来しています。
若干数リリースされるワインは
販路が極端に限れており、
その品質と相まって全国のワインショップで争奪戦の中
本年度も若干ではございますがご紹介する事が出来ました♪
このソーヴィニヨン・ブランは
グレープフルーツ、パッションフルーツなど柑橘系アロマに加え、
植物的かつ若干オイリーなニュアンスも感じられる1本。
若木でこのポテンシャル・・・
国産ソーヴィニヨン・ブランもここまで来たかと
実感する1本は
余韻を
爽やかでフレッシュな
果実のフレーヴァーで締める
スッキリ系
です。
まだまだ樹齢が若い為、
硬質なミネラル感はあまり感じませんが
その分ストレートな果実香を
楽しむことができます。
そして本年度は遂に赤ワインも入荷しました。(涙)
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(長野)
シャトーメルシャン
マリコヴィンヤード メルロー
(750ml)
…3,531円 |
ドライフルーツを思わせる香りと
果実の凝縮感。
黒い果実のアロマと
スパイスやスモーキーなニュアンスという
メルローの美点をしっかりと備えたワイン。
今回のリリース時
ティスティングの機会が
あったのですが、
所謂カリフォルニアやチリ系の
パワフルメルローとは異なり
噛めるような「旨味」を堪能する
日本のメルローならではといえる味わいに
驚きました。
日本の赤ワインの到達点を
知る為にも、このメルローは
是非試していただきたい1本です。
そして、そして
わずか数本ですが、こちらのマリコも
今回ご紹介出来ることとなりました。(驚)
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(長野)
シャトーメルシャン
マリコヴィンヤード
『オムニス』
(750ml)
…10,800円 |
『オムニス』とはラテン語で「全て」を意味し、
椀子(マリコ)ヴィンヤードのポテンシャルを最大限表現すべく、
厳しく選抜したキュヴェのみで造られている
生産本数1000本未満の
スペシャル・キュヴェ。
セパージュはカベルネ・ソーヴィニヨン主体に
メルロー、カベルネフランを
アッサンブラージュしたボルドー左岸スタイル
新樽使用比率は、ほぼ100%と
バリックに耐えうる完熟葡萄のみを用いて
醸造されています。
濃厚な紫色の色調に
タバコ、スパイスの印象。
まだまだ樽香のニュアンスが強い感が
ありますが、長期の熟成により
より一層の味わいの発展が期待できる
まさしく、
我が国のグラン・ヴァン
といえる1本。
このブログでご紹介する前に
既に問い合わせを数多くいただき
既に残りはあと僅か・・・
ワインラヴァーであれば
是非セラーに揃えていただきたいワインです。
今回、まるひろワインコーナーでは
上記マリコヴィンヤードの他
シャトーメルシャンの新ヴィンテージを
数多くご用意いたしました。
未だ店頭に並んでいないワインも
ありますので、ご希望のワインがある場合は
是非店頭へお問い合わせをお願いいたします。
【2014年ボージョレ・ヌーヴォーご予約承り中です】
本年度のヌーヴォーは
ここ数年の不振を吹き飛ばすような
ヴィンテージが予想されています。
まるひろでは名手の手による
完全オリジナルヌーヴォーから、
お買い得なセットまで、ご予約ならではの
特別価格にてお承りしております。 ⇒GO!
今週はその中から
こちらの1本をご紹介いたします。
ボージョレ・ヌーヴォー自体
ほとんど渋味はありませんが、それでも
渋味が苦手という方に是非ともおすすめしたいロゼ・ヌーヴォー。
造り手はブルゴーニュ愛好家の憧れ
知らぬ者がいない区画「クロ・ド・タール」
を単独所有するモメサン社。
1865年ジャン・マリ・モメサンによって
マコンに創立されたネゴシアンで現在、デュブッフに次ぐ
2位の生産量をマコネ・ボージョレ地区では誇っています。
ブルゴーニュに本拠地を置く多くのネゴシアンと異なり、
本拠地自体がマコネ・ボージョレ地区にある為、
そのコネクションから
良質な葡萄を調達することができるのが
モメサン社の強み。
そしてその規模を活かし
低価格でありながらハイコスパなヌーヴォーを生み出します。
このロゼはクラッカーにディップが
私K的には定番ですね。
赤のヌーヴォーと共にもう1本としての
セレクトはいかがでしょうか。
今週はここまでとさせていただきます。
最後まで長文にお付き合いいただき
ありがとうございました。 |