ワインラヴァーの皆さま。
今週もまるひろワインブログに
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
新たな年になり、
一段と寒さが増してきましたね。
雪国にお住まいの方には笑われてしまうかもしれませんが、
関東沿岸部出身の私にとって
子供の頃は天気予報で
「明日は雪です」
なんて聞こうものなら、
ヒゥヤッハー!!
と大喜び!(^^)!
もうワクワクで眠れなかったのを覚えています・・
しかしながら大人になった今は
ただ大雪にならない事を祈るばかりです。
と、本題に入る前に脱線してしまいましたが
寒い夜といえばワイン(私は毎日ワインですが)
特にビーフシチューなどには少し甘みを感じ
滑らかなメルロー系のワイン、
所謂「濃くて・甘くて(注1)・柔らかい」ワインが
よく合います。
(注1)ここでいう甘いは果実の凝縮感及び樽のニュアンスによる
甘さです・・お間違えなきよう^^
今週はそんなメルロー主体のワインを
新着と定番から1品ずつご紹介いたします。
まずは新着のこちらから・・

(フランス)クロ・レ・リュネル(750ml)
…5,400円
産 地 ボルドー・ACコート ド カスティヨン
品 種 メルロー80% カベルネフラン10% カベルネソーヴィニヨン10%
味わい フルボディ
パーカー100点の常連
シャトーパヴィやモンブスケなど
右岸にキラ星の如く名シャトーを所有する
ジェラール・ペルス氏がオーナーのクロ・レ・リュネル。
元々はムートン・カデ用に栽培されていた葡萄畑を
彼が購入後は徹底した数量剪定及び
醸造設備への投資により劇的に品質が向上。
濃密なメルローの旨味とシルキーな余韻が際立つ
カスティヨンNO.1の評価を受けるワインとして
現在君臨しています。
ペルス氏所有のワイナリーは
とにかく味わいのパワフルさが強調されるあまり
毀誉褒貶(きよほうへん)が激しいのですが
ペルス氏と親交が深い初代世界NO1ソムリエ
ジャンリュックプトー氏にその話をしたところ
プトー氏は一言
「ペルスの畑をみてごらん。彼はだれよりも
畑に手間をかけているから、他の人は嫉妬しているのだよ。」
だ
そうです。
ワインとは畑と醸造に
どれだけ手をかけているかで
味わいは決まるもの。
特にこのクロ・レ・リュネルは
新樽100%での熟成である為、
ワインのポテンシャルが低いと
○○家の○ル○ーのような味わいになってしまうところ、
しっかりとしたタンニンを密度ある甘みが包み込むような
それは優雅な味わいを表現しています。
今飲んでいただいても十分楽しめますが
セラーで3〜5年ほど熟成させ、
樽香と十分に調和してから
お召し上がりいただくのもおすすめの1本です。
是非ご検討ください。
そして、ワインコーナーの定番からは
このメルローをご紹介いたします。

(チリ)サンタ アリシア メルロー リザーヴ(750ml)
…1,080円
※1,080円コーナー特別価格
産 地 チリ マイポ・ヴァレー
品 種 メルロー 100%
味わい フルボディ
まるひろワインコーナーの看板、価値あるワイン
1,080円均一コーナー開始時以来の絶対エース。
サンタ・アリシアのメルローです。
低価格のチリワインにありがちの
未成熟な果実に由来する
青みやエグミは全く無く、
ベリー系の甘い果実味と
樽熟成によるバニラの印象をまとった
力強く滑らかな味わいは1,080円の価格を
遙かに凌駕する出来栄えを見せます。
アリシアのワインはどの品種においても
抜群のコストパフォーマンスを見せる為、
まだ試した事が無い方は是非一度その実力を
体感してください。
辛口評論家揃いのまるひろ食品部の中でも
全員一致で高い評価を受ける稀有な1本。
寒い夜の一押しです。
と、上記2本をご紹介いたしましたが
川越店ワインコーナーでは他にも数多くのメルローワインを
取り揃えております。
是非一度遊びにきてください。
今週はこのあたりで。
最後までお付き合いいただき
ありがとうございました。 |