ワインラヴァーの皆さま。
今週もまるひろワインブログに
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
さて、4月です。
しかも区切りの良い4月1日。
先日苗字の本を読んでいると
「四月一日」と書いて「わたぬき」
という姓があったのですが、
出会ったことありません。。。
と、いきなり脱線してしまいましたが
本日は当社も入社式。
初々しいフレッシャーズが希望をもって
まるひろの仲間になりました♪
フレッシャーズの皆さまには
是非本日まで育てていただいた
ご両親への感謝をもって
これからの仕事に邁進していただきたいものです。
(生意気言いました、、、お前もな、と言われちゃいますね汗)
そのような区切りの日ですが
今週末にかけて、家族でお祝いを行い
テーブルを囲む機会もあるのでは?
本日はそのような春のパーティに
おすすめのワインを2本
セレクトしてご紹介いたします。
まずは先月当社に来訪したボルドーの自然派
ブルーノ・マルタン氏が醸す
こちらの白ワインから

(フランス)シャトー サント・リュス・ベルビュー レ・オーブリーヌ
(750ml)
…3,456円
産 地 ボルドー ブライ・コート・ド・ボルドーAC
品 種 ソーヴィニヨンブラン80%・ミュスカデル20%
味わい ボディある辛口
しっかりとした味わいで
肉料理とも合わせられるボルドーブラン。
栽培から醸造までを自ら手掛ける
アルティザン(職人)
ブルーノ・マルタン氏はこのワインにおいて
ビオディナミを実践しています。
新樽で発酵を行い、その後シュール・リーにて
12ヶ月の熟成を実施。
ブライ地区のボルドーブランは
どちらかというと軽快爽やか系が多いのですが
手間をかけて仕込んだこちらのワインは
蜂蜜、トースト系の甘い香りと
熟れた柑橘を思わせるアロマが明確に立ち
重厚感あるリッチな味わいとなっています。
グリルした豚肉や
チキンソテーに春野菜を添えて
お祝いの席を彩る1本として是非おすすめしたい
白ワインです。
そして、赤ワインは
こちらの1本をご紹介します。

(フランス) ルー デュモン ジュヴレ・シャンベルタン 2011
(750ml)
…7,452円
産 地 ブルゴーニュ ジュヴレ・シャンベルタンAC
品 種 ピノ・ノワール 100%
味わい ミディアムフル
このブログで
何度もご紹介している日本人醸造家
仲田晃司氏が醸すジュブレ・シャンベルタンです。
学生時代にワインに目覚めた仲田氏は
その後、頼るつてもなく単身渡仏。
フランス語の勉強をしながら
各地の醸造家の門を叩いて修行を重ね、
2000年に「ルー デュモン」を設立。
ブルゴーニュワインに日本人の職人的繊細さが加わり、
生み出すワインは現在世界中で評価されています。
このジュブレは平均樹齢が高い
ヴィエヌ・ヴィーニュ(古木)の
凝縮された葡萄のみを用い
新樽率60%で熟成。
通常の村名ジュブレをはるかに凌駕する
贅沢なつくりで生み出される
柔らかく深い赤果実の酸と樽香が
融合したとても魅力的な1本です。
この甘酸っぱい酸を活かして
トマトソースのハンバーグなどと
合わせると互いを引き立て
より一層美味しくいただけます。
是非お試しください。
本日ご紹介した2名の作り手は
産地や品種は異なりますが
いずれも
「恵まれない環境の中、
努力を重ね、先入観を覆す、
高い評価を受けることになった作り手」
という共通項があります。
フレッシャーズの皆様も
これから配属される場所が
当初思い描いていたイメージと異なることも
あるかもしれません。
その中でも一歩一歩
努力を重ねていく中で、
このワインのように
成長を遂げてゆくことでしょう。
今を精一杯頑張ってください!(まとまりました)
長くなりましたので
今週はこのあたりとさせていただきます。
最後までお付き合いいただき
ありがとうございました。 |