ワインラヴァーの皆さま。
今週もまるひろワインブログに
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。

さて暦の上では本日は「立春」。
これから春にかけて徐々に気温が上がってゆき
心なしかウキウキしてくる時期。
それは気温のせいだけではなく
そう

バレンタインが近づいてきているからですね♪
まるひろでは明日5日（木）より
5階催場にてチョコレートの祭典
「バレンタイン ショコラミュージアム」が開催されます。

私Ｋの隣席で毎日スイーツと戯れる
ショコラの申し子Ａ及び
若き和スイーツ担当Ｓの熱い思いが詰まった
ブランドが集いに集い80ブランド以上！

ただブランドを集めただけでなく、トークショーや
壁ドン(―_―)!!　など
毎日楽しめるイベント満載で
皆さまのお越しをお待ちしております。
※詳しくはＡ女史のブログへ　⇒ＧＯ！

と、番宣的な前説が長くなってしまいましたが
それはワインとショコラはとても相性が良く、
是非一度そのマリアージュを体験していただきたいから。
今週はショコラと相性が良く、
そしてプレゼントにもおすすめしたい
このワインをご紹介いたします。

（フランス）シャトー　カロン・セギュール　２０１１
（７５０ｍｌ）
…１１，８８０円
産　地　ボルドー地区 ACサン・テステフ
品　種　カベルネ・ソーヴィニヨン／メルロー／カベルネフラン
味わい　フルボディ

ワインラヴァーにはおなじみ
メドック特級格付第３級　カロン・セギュールです。

実は昨年同時期のブログで
このワインを「また次の機会にご紹介します」と
言ったきり、諸事情があり
今週までご紹介できませんでした。

ラヴァーの方々には由来の説明は蛇足ですが
このシャトーを所有し、ラフィットやラトゥールなど
メドックを代表する名シャトーを数多く所有していた
１８世紀の政治家セギュール侯爵が最も愛したシャトーとして
カロンのラベルにハートのマークを描いた事が
この素敵なラベルの由来です。

ちなみにセギュール侯爵はその後没落するのですが
他のシャトーが失われてゆく中、
最後までカロンは手放しませんでした。
そのストーリーがバレンタインや
誕生日などのプレゼントとして
このワインが支持を受け続ける
理由の一つでもあります。

そしてカロン・セギュールといえば
その味わい。
若い内は凝縮感が非常に強く、
スギ、ミントの印象にチョコレートの
香りが交わる濃密な味わい。
熟成するとスミレのような香りが強くなり
味わいに変化を見せます。

２０１１年はここ数年のヴィンテージの中では
大人になるのが早い年なので
今開けていただいても楽しむことが出来ます。

ワンランク上のプレゼントとして
上記のストーリーを添えてビターチョコレートと
合わせてプレゼントにいがかでしょうか。

そしてこのワイン
私Ｋの節目毎で登場する
思い出深いワインでもあります。

最初の出会いは大学２年の頃
ワインに熱中し始めて安ワインばかり飲んでいたのですが
「ボルドーの格付けワインを飲んでみたい」
と、アルバイト代を奮発して初めて買った
格付けワインがカロン・セギュール１９９１年でした。

又、まるひろに入社し
当時配属された同期３人と勉強会として
持参したワインも、初任給で買った
カロン・セギュールの１９９２年で
まだまだグラン・ヴァンに慣れていなかった３人で
渋みを我慢しながら飲んだのを覚えています。

今になって思えば、９１も９２も
カロンにとっては難しい年、
料理と共になって花開くワインと知ったのは
後の知識で、そのような経験を経て
ヴィンテージ毎の個性を楽しむことが出来る
現在につながっています。

と、私ごとが長くなってしまいましたが
そういった思い出に寄り添うことが出来るのも
それぞれにストーリーがある
ワインの素晴らしさだと思います。

まるひろ川越店ワインコーナーでは
このような皆様の記念日におすすめしたいワインを
数多く取り揃えております。
是非一度遊びに来てください。

そして、バレンタインショコラミュージアムでは
ワイン、洋酒も取り揃えて
皆様のお越しをお待ちしております。
こちらのワインについては
次週ご紹介させていただきます。

今週はこのあたりで。
最後までお付き合いいただき
ありがとうございました。