ワインラヴァーのみなさま
ジメジメした梅雨時でも
毎日ワイン!がモットーの
まるひろワインブログに
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
さて、ここ最近の川越は
本格的な梅雨に突入したこともあり
朝晩は気温が比較的低く
過ごしやすい日々が続いてます。
例年この時期ですと、爽やかな
白ワインや泡のご紹介が多くなるのですが、
ここまで過ごしやすい気温ですと
「やはりディナータイムには赤ワインもいいかな」
とこのブログを書きながらも考えてしまいます。
そして丁度タイミング良く
川越店ワインコーナーに新着の赤ワインが
入荷いたしましたので
今週はその中から
アルティザン(職人)が手掛ける
ボルドーワインをご紹介いたします。
まずはこちらのワインから

(フランス)シャトー ル・マノワール ル・キュヴェ・レ・グラーヴ
(750ml)3,780円
※よりどりコーナー価格2本で5,400円
産 地 ボルドー・ラランド ポムロールAC
品 種 メルロー主体
味わい フルボディ
長期円安傾向が続き、ボルドーワインも
以前に比べ高騰が著しい中、あのペトリュスや
ル・パンを擁するポムロール地区に隣接する
ラランド・ポムロール屈指の人気シャトーを
1本当たり3,000円を切る価格でご紹介します。
このシャトー ル・マノワール
ル・キュヴェ・レ・グラーヴを手掛ける
オーナーのジャン・クロード・ジロー氏は
前職はポムロールのトップシャトーの一角
シャトー・レグリーズ・クリネの
醸造責任者として、ワインの名声に寄与した人物。
彼が惚れ込み2004年から
手掛けるこのワインは
土壌がポムロールに似ていることから
メルローの甘味と凝縮感をもった
味わいに仕上がっています。
ちなみに現在のレグリーズ・クリネの価格は
ヴィンテージにより異なりますが
15,000円以上(@_@)
一流シャトーを手掛けた氏の味わいが
1本3,000円以下でお楽しみいただける
赤ワインラヴァー必見の1本です。
そしてもう1本はこちらのワインを
ご紹介いたします。

(フランス)キュヴェ・ペルヴァンシュ・ピュイ・アルノー
(750ml) 3,780円
※よりどりコーナー価格2本で5,400円
産 地 ボルドー・コート ド カスティヨンAC
品 種 メルロー主体
味わい ミディアムフル
自然派の象徴であるビィオディナミ。
ロワール、南仏のイメージが強いですが、
その波が伝統産地であるボルドーにも
押し寄せています。
このワインを手掛けるティエリー・ヴァレット氏は
カスティヨンの鬼才と呼ばれるアルティザン(職人)
元々はパリで芸術活動を行っていたヴァレット氏。
1980年代にシャトーパヴィで収穫の手伝いをした際に
葡萄栽培に目覚め、その後シャトー テルトル・ロートブッフや
シャトーパヴィ・マカンなど名だたるシャトーで修業を行った後
2000年にこの地で畑を取得。
正統派で強すぎることなく、
複雑性があり、食欲を喚起させ、
喜びをもたらしてくれるワインという
本人が求める理想の味わいの為に栽培から
醸造まで徹底したこだわりを持って
行われています。
特に栽培では除草剤は使わず、
双生栽培がおこなわれ、
防虫にはハーブを利用した自然由来のものを使用など
随所に手がかかる栽培方法がとられており
このこだわりと生み出すワインの素晴らしさが
彼が「鬼才」と呼ばれる所以となっております。
こちらのワインもよりどり2本コーナー価格で
1本当たり3,000円以下とお買い得。
是非この機会にアルティザン(職人)が醸す
ボルドーワインをお試しください。
以前もこのブログで書きましたが
格付けや銘柄で判断されがちのボルドーワインでは、
なかなかその土地のテロワールや
そのワインを手掛けるアルティザンに
触れられる機会がございません。
しかしながら注意深く探してゆくと
世界最高峰のワイン産地、
その地域の特性を理解した上で
地域最高のワインを作るために努力を行う
今回ご紹介したような優れたアルティザンが
数多く存在します。
今後もそういった職人のワインを
このブログを通じて
ご紹介させていただきたいと考えております。
今週はこのあたりとさせていただきます
最後までお付き合いいただき
ありがとうございました。 |